あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

「SNSと映画館」(8)映画館に行く人と行かない人

 
 以下は、1月28日にTwitterで書いたもののまとめですが、これは、イオンシネマが発表した映画館に関するアンケートについての簡単な考察です。


 参考になりますが、できれば性別・(ジャンル以外の)世代の詳細も公表して頂ければと。RT @cinematoday: [映画]去年映画館で映画を観なかった人は6割弱!−「映画館に関するお客様1,000人アンケート調査」 http://www.cinematoday.jp/page/N0060049

 映画好きからみると偏りが著しい印象。ジャンル分けが大雑把すぎるように感じるのは、ほとんどが「邦画アニメ」「洋画SFアクション」「ヒューマンドラマ」しか観てないんでしょうね。
「映画館に関するお客様1000人アンケート」http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000087733

 年に12本以上観る人が3.2%ということは、熱心な映画ファンを仮に年間百本以上観る人として、その数は0.1〜0.01%位でしょうか。これは東京の人口が1300万人として1万3千人から1千3百人の間ということです。大阪府は900万人弱ですが900人もいるかどうか。

 まあ映画マニアになると年間二百本以上がごろごろいると思いますが、人数的には二百本も三百本も劇的には変わらないような(根拠はありませんが)気がします。いずれにしてもこのアンケートからわかることは「熱心な映画ファンは全体からみるとほんの僅かな人々」ということですね。

 ということは、映画館の観客を今より増やそうと思ったら、0.1〜0.01%のごく少数の人間がメンターとなって「映画に興味のない1、2割の人」以外の8、9割の人を突き動かしていく必要があるということです。これは、周りの0.01%から影響を与えていかないとだめですね。

 (2014年1月29日Twitter発表)