さらば、テアトル梅田
久しぶりに書いた記事で、前の記事でも取り上げたテアトル梅田が、いまだに信じられないのだが、2022年9月30日を持って閉館した。
32年半に及ぶ歴史、大阪、特に茶屋町という土地柄に根を下ろし、その名前を轟かせたことは、関係者やよく通った者には今後も忘れることはないだろう。
個人的にはオープン当時から通い、途中離れた時期はあったものの、ここ14年ほどは足繁く通ったミニシアターの一つだったので、思い入れは人一倍深い。
果たしてこの映画館で、何百本の映画を観たことだろう。
今後、ロフトの地下はどうなるのかわからないが、今後、しょっちゅう通っていた茶屋町へ足を運ぶ回数は0に近くなるまで激減することは間違いない。
実際、閉館して10日たって、また茶屋町に行ったら、映画館をやってるんじゃないのか・・と思ったりもする。
なんというか、未練たらたらだけど、個人的にはいったんここで心の区切りをつけておきたいと思う。
さらば、テアトル梅田。今まで、長い間、ありがとう。
(2022年10月10日)