あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

続・塚口サンサン劇場についての3つのツイート

その映画館で、ついにアレを初体験。映画を映画館で少なからず観ているとガラガラのときがよくあるが、それでもなぜか3、4人はいる。一人だけ、というのはなりそうでなかなかならない。それが今回遂にそうなってしまった。貸し切り上映、それが「ニッポン無責任時代」だとは、全く予想外でした。
(以上、前回までのあらすじ)

植木等を観ながら考えた。クレージー映画は評価&人気が高い、というのは多分80年代の再評価以降定番の感覚。で、今の映画マニアは、40代の中年層以上が多い。つまり、評価するマニアはもう観ているのでそんなには観ない。そして若い世代は、クレージーを鑑賞対象としていない、と思われるのです。

このことは幾つかの問題をはらんでいるように思います。一つは、映画ファンの世代的断絶。40代以上の80年代体験層と30代20代層の嗜好の相違。もう一つは、若いコア映画ファンの非マニア化。ここ数年自分が映画館の観客層を観察してそう感じています。関西だけの現象ならいいのですが。

 (2012年2月15、16日のぶらいあんのTweetより)



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