あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

第10回大阪アジアン映画祭私的総括(極簡易版)

 大変遅まきながら、今年の大阪アジアン映画祭(3月6日〜15日)の総括を、覚書程度に簡単に。

 他でも何度も書いているけれども、今年は優れた作品面白い作品が例年より多かった印象が強い。
 今回は、部門別に特に印象に残った秀作を3作ほど(部門により5作)挙げてみる。コメディに対して厳しいと感じられるかもしれないが、これは個人的な好みであると解して頂ければ幸いです。(と、いいつつ各部門1本はコメディ、またはコメディ要素のあるものがだいたい入っていますね)
 なお、そこには入れなかったが、監督や出演者など、今後が気になる作品については「特別」扱いで付記した。

 <コンペティション部門>
 1『牝狐リザ』
 2『ヴァイオレーター』
 3『マンフロムリノ』
 4『セーラ』
 5『コードネームは孫中山
 特『サシミ』

 <特別招待作品>
 1『白河夜船』
 1『黄金時代』
 1『軍中楽園

 <特別企画作品>
 1『唐山大地震
 2『ガルーダ・パワー』(ドキュメンタリー)
 3『アバディーン
 特『ドラゴン・ガール』

 <インディフォーラム>
 1『新しき民』
 1『バカドロン』
 3『Starting Over』
 特『誰もわかってくれない』

 最後に、今年上映された全作品を下記に挙げておきます。(初)は初監督作品。

 <コンペティション部門上映作品>

 『3泊4日、5時の鐘』(三澤拓哉監督(初)、日・タイ、2014年)※未見
 『いつか、また』(ハン・ハン監督(初)、中国、2014年)
 『全力スマッシュ』(デレク・クォク&ヘンリー・ウォン監督、香港、2015年)
 『アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー』(メート・タラートン監督、タイ、2014年)
 『牝狐リザ』(ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ監督(初)、ハンガリー、2014年)
 『マンフロムリノ』(デイブ・ボイル監督、米国、2014年)
 『マリキナ』(ミロ・スグエコ監督、フィリピン、2014年)
 『コードネームは孫中山』(イー・ツーイェン監督、台湾、2014年)
 『セーラ』(ハーマン・ヤウ監督、香港、2014年)
 『サシミ』(パン・チーユエン監督、台湾、2015年)
 『運命というもの』(アントワネット・ジェダワン監督、フィリピン、2014年)※未見
 『ヴァイオレーター』(ドド・ダヤオ監督、フィリピン、2014年)

 <特別招待作品部門上映作品>

 『白河夜船』(若木真吾監督、日本、2015年)
 『国際市場で逢いましょう』(ユン・ジェギュン監督、監督、2014年)※未見
 『単身男女2』(ジョニー・トー監督、香港、2014年)※未見
 『ファニーを探して』(ホーミー・アダジャニア監督、インド、2014年)※未見
 『野火』(塚本信也監督、日本、2014年)
 『黄金時代』(アン・ホイ監督、中国・香港、2014年)
 『太陽に向って撃て』(キム・テシク監督、韓国)
 『カッパドキアの甘い罠』(バーナード・チョウリー監督、マレーシア・トルコ、2014年)
 『軍中楽園』(ニウ・チェンザー監督、台湾、2014年)

 <特集企画部門上映作品>

 『逆転勝ち』(コン・ウェンイェン監督、台湾、2014年)※未見
 『恐怖分子』(エドワード・ヤン監督、台湾・香港、1986年)※未見
 『光陰的故事』(エドワード・ヤン他監督、台湾、1982年)
 『光と陰の物語:台湾新電影』(シエ・チンリン、台湾、2014年、ドキュメンタリー)
 『アバディーン』(パン・ホーチョン、香港、2014年)
 『点対点』(アモス・ウィー(初)、香港、2014年)
 『アイアム ブルース・リー』(ピート・マコーマック監督、米国、2012年、ドキュメンタリー)※未見
 『唐山大地震』(フォン・シャオガン監督、中国、2010年)
 『ヒア アフター』(クリント・イーストウッド監督、米国、2010年)※今回未見(2011年劇場にて)
 『バングラシア』(Namewee監督、マレーシア・バングラディシュ、2014年)
 『武士道スピリット』(リュウケン・ライッサ監督、インドネシア、2014年)※未見
 『ガルーダ・パワー』(バスティアン・メーソンヌ監督、インドネシア・フランス、2014年、ドキュメンタリー)
 『クボ:化け物クロニクル』(エリック・マッティ監督、フィリピン、2014年)※未見
 『ホイにおまかせ』(チャーリー・グェン監督、ベトナム・監督、2014年)
 『ガルーダの戦士ビマX』(石井てるよし監督・おかひでき監督・アルナンダ・ウイヤント監督・アラム・プトラ・K・W監督、インドネシア、2014年、テレビ版の編集版)※未見
 『ドラゴン・ガール』(シティ・カマルディン監督、ブルネイ、2014年)

 <インディ・フォーラム部門上映作品>

 『BRAKEMODE』(ヤング・ポール監督、日本・韓国、2014年)
 『ニート・オブ・ザ・デッド』(南木顕生監督、日本、2014年)
 『世界の終わりのいずこねこ』(竹内道宏監督、日本、2014年)
 『新しき民』(山崎樹一郎監督、日本、2014年)
 『Starting Over』(西原孝至監督、日本、2014年)
 『雨時々晴れ』(イ・ユンソク監督、日本、2014年)※未見
 『バカドロン』(黒田将史監督、日本、2015年)
 『デュアル・シティ』(長谷川億名監督、日本、2015年)
 『誰もわかってくれない』(松本大志監督、日本、2015年)
 『続・映画列車 リュミエールエジソン』(小出豊監督、日本、2015年)※未見

 (2015年4月6日)