関西ミニシアター映画料金4月価格改定情報まとめ(最終確定版)
2014年4月1日からの消費税増税に伴う映画料金の改定について、関西ミニシアター(ロードショー館、一部は二番館)の情報を、主に「割引料金(サービス料金)」を軸にまとめています。
以下は、最初に直接全ての各劇場に確認を行ったうえ、その後ネット告知などで確認しています。(最終更新3/25)
基本的にはTOHOシネマズが示した「定価据え置き、サービス料金+100円」を強く意識した(そのためTOHOシネマズが詳細を発表するまで決定できないところもあるようです)内容ですが、それでも一部サービス料金は据え置き(場合によっては値下げ)を行うなど、映画館離れを防ぐ為に腐心している様子が伺えます。
3/22で、ひとまず完了しました。今後、修正や追加情報があれば、更新するかもしれません。
(あとは本職の「キネプレ」さんにおまかせしようかな。でも本稿のみの情報もありますね。
http://www.cinepre.biz/archives/11318)
(◎=確定、◯=ほぼ確定、★サービス料金において現行据え置きまたは値下げ項目)
TOHOシネマズがようやく詳細を発表した3/20には、記載のミニシアターはほぼ決定していました。大手シネコンとの違いを明確化(および観客の取り込み)するために、各種割引料金は100円値上げするものの、会員料金はそのまま、という傾向が強くみられます。果たして、1年半後(再増税時)にはどうなっていることでしょうか。
【大阪】
◎<シネ・リーブル梅田> 3/14時点確定
(3/4時点)
テアトルグループとして検討中。(他社の動向、特にTOHOシネマズ?を意識)
※余談ながら「未体験ゾーンの映画たち2014」は4月以上もスケジュールが出ており、料金も明示されているが、これが変更になる可能性も0ではないとのこと。それならば「4月以降価格が変更になる可能性がある」と付記すべきところではあるが。
(http://www.ttcg.jp/topics/2014/mitaiken2014-kansai.pdf)
いずれにしても、価格決定はテアトルグループ全体としての検討項目であり、現時点では各劇場には情報がほとんどない模様。
(3/14時点)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」(東京テアトルグループ、3/14発表)
http://www.ttcg.jp/topics/2014/news0314.pdf
※ 「基本料金据え置き、割引料金+100円」が基本であるが、例外を記載。
★「会員割引(火金)は1000円据え置き」
★「会員割引(土日月木)は1300円据え置き」
「レイトショー廃止→日曜日最終上映割引1300円新設」
「リーブルの日(15日)廃止」
★TCGメンバーズ会員年会費は1000円据え置き。
◎<テアトル梅田> 3/14時点確定
(3/4時点)
変わる。1、2週間のうちに発表予定。(TOHOシネマズの発表をみて)
(3/14時点)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」(東京テアトルグループ、3/14発表)
http://www.ttcg.jp/topics/2014/news0314.pdf
※ シネ・リーブル梅田と同様。違いとしてはテアトル梅田にはもともと「リーブルの日」に相当するサービスがなかった。
◎<シネマート心斎橋> 3/20時点ほぼ確定
(3/4時点)
検討中。決まり次第ホームページに掲載。
(方向性としては「サービス料金のみ+100円」)
(3/18時点)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」
シネマート心斎橋、日付未記載(3/18頃と思われる)
(http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/topics/#011397)
※「定価据え置き、シニア・各種割引+100円、「身障者」据え置き」は規定路線通り。
★「25日シネマートデイ」のみ1000円据え置きとなっている。
「映画サービスデー」の価格設定は検討中。
(3/20時点)※上記公式サイト未記載分について
「映画サービスデー」は「大阪府の映画組合からの連絡がないため未定」とのこと。(ただし、他館の状況をみて、まず1100円になると思われる)
日曜日最終回上映は1000円→1100円。
★ポイント会員制度(10ポイントで1本)については変更なし。ただし5ポイント達成時点でのプレゼントが「ポップコーンかドリンク」だったのは「ドリンクのみ」に変更。
(3/22時点)
「映画サービスデー」(1日)は、1000円→1100円。
◎<シネ・ヌーヴォ> 3/6時点確定 ※公式サイト記載(http://www.cinenouveau.com/news/news.html)
サービスデー(1日、水曜)は1000円→1100円。
シニア料金は1000円→1100円
ペアサービスデー(月曜)も2000円→2200円。
★ハンディキャップ割引は現行1000円のまま据え置き。
★会員料金(通常、シニア)は現行(1000円、900円)のまま据え置き。
★会員年会費(一般3000円で招待券1枚、シニア会員1000円で招待券1枚)は据え置き。スタンプ制度も変更なし。
◎<第七藝術劇場> 3/19時点確定
(3/4時点)
検討中。会報(「シネマニ」)送付の20日頃までには決まるはず。
(3/19時点)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」
第七藝術劇場、日付未記載(3/18と思われる)
(http://www.nanagei.com/price_change.html)
※「通常料金据え置き、各種割引料金+100円」「ハンディキャップ割引は1000円据え置きだが、付き添いが2名までから1名までに変更。実質的な値上げ)
「シニア料金」のみ、なぜか「3月中に上映開始して4月に上映中の場合は現行料金のまま」
★ナナゲイ会員は現行据え置き。いつでも1000円。
★会員年会費(3000円、招待券1枚)は据え置き。スタンプ制度も変更なし。
◎<シアターセブン> 3/20時点確定
(3/4時点)
検討中。決まり次第公式サイトで発表。
(3/20時点)
一般・学生料金据え置き。各種割引料金は+100円(シニア、障がい者含む)。
★シアターセブン会員は据え置き(ほとんどが1000円)。
★会員年会費は1000円据え置き。
【兵庫県】
◎<シネ・リーブル神戸> 3/14時点確定
(3/4時点)
検討中。3月中旬(15日)頃決定の見込み。公式サイトで発表予定。
(3/14追記)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」(東京テアトルグループ、3/14発表)
http://www.ttcg.jp/topics/2014/news0314.pdf
※ シネ・リーブル梅田と同様。
◎<シネ・ピピア> 3/4時点確定 ※公式サイト一部記載(http://www.cinepipia.com/ryoukin_kaitei/ryoukin_kaitei.html)
一般料金は現行通り。
サービス料金(1日、火曜日)は1000円→1100円。
シニア料金 1000円→1100円。
★ハンディキャップ割引は現行1000円のまま据え置き。
★会員いつでも千円に。(※現行1200円と1000円があるので、1200円のものは値下げ)
★会員入会金(500円)年会費(1500円)は据え置き。スタンプ制度も変更なし。
◎<元町映画館> 3/20時点確定
(3/4時点)
検討中。決まり次第公式サイトで発表。時期未定。
(方向性としてはTOHOシネマズの方針「定価据え置き、サービス料金+100円」に準じながらも独自色を出していく予定)
(3/20時点)
一般・学生・障がい者割引は据え置き。映画サービスデイ、レディースデイ・メンズデイ・シニア料金は1000円→1100円。神戸映サ会員1200円→1300円。
★スタンプカード(5回で1本無料)は変更なし。
(3/21追記)
「消費税率変更に伴う各種鑑賞料金の改定について」元町映画館、日付未記載(3/21)
(http://www.motoei.com/newfee.htm)
※新サービスとして「夜ペア割」(毎日最終上映回2人で2200円)が追加になっている。
◎<神戸アートビレッジセンター> 3/20時点確定
(3/6時点)
一般料金については作品毎に価格設定されるため個々には何とも言えない、とのこと。
割引料金(モクワリ、シニア割引、夫婦50割引、学生割引、お知らせメール割引)については現在検討中で、決定時期未定。
(なお、割引料金については、価格を上げるものと現行据え置きのままになるものがあるとのこと)
(3/20時点)
一般料金(1700円)、学生割引・お知らせメール割引(1400円)、障害者割引(1000円)は据え置き。
モクワリ(木曜日)・シニア・会員割引は1000円→1100円。夫婦50割引2200円。
★会員年会費は1000円据え置き。
◎<塚口サンサン劇場> 3/25時点確定
(3/4時点)
★現行のまま据え置き。(一般料金、シニア、各サービス料金を含む全ての料金)
(3/25時点)
「消費税増税に伴う各種映画料金の改定について」
http://ameblo.jp/t-sunsun/entry-11804500924.html
※割引料金については既報通りだが、定価が1700円から1800円に値上げになっている。
◎<シネマ神戸> 3/20時点確定
(3/4時点)
検討中だが、4月は据え置きの見込み。
来年の増税後に上げる可能性があるが、状況によっては今年の末に上げるかもしれない。(その場合、少なくともシニア、あるいは現行の「学生・女性・シニア」すべてが1000円から1100円になる可能性が大とのこと)
(3/20時点)
★現行のまま据え置き。(一般・学生・女性・シニア・映サ会員)
◎<パルシネマ> 3/6時点確定 ※公式サイト未記載(改定がないため今後もないと思われる)
★現行のまま据え置き。(一般1200円、会員・学生・シニア1000円。全ての料金)
【京都】
◎<京都みなみ会館> 3/19時点確定
(3/4時点)
検討中。(全然わからないとのこと)
(3/19時点)
「消費税引き上げに伴う料金改定について」
京都みなみ会館、2014/3/19付
(http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/14518)
※一般・学生・高校生・障がい者は据え置き、割引料金は+100円。夫婦50割引、ペア割(火曜、男女不問)は2000円→2200円(ただし1人が会員の場合2000円)
★会員料金は据え置き。(1000〜1200円)※現在会員は募集していない
◎<京都シネマ> 3/19時点確定
(3/4時点)
検討中。決定次期未定。決定次第公式サイトのインフォメーションに記載する。
(3/19時点)
「料金改定のお知らせ」
京都シネマ、日付未記載(3/19と思われる)
(http://www.kyotocinema.jp/banner.php?no=34)
※「定価のうち、シニア+100円、幼児900円→1000円)各種割引料金+100円)
★大学生1300円→1000円。
★会員料金は4種類すべて据え置き。※現在会員は募集していない。次回は6月1日予定。
(2014年3月6日初稿/最終更新3月25日)
<参考>
「大手シネコン映画料金4月価格改定情報まとめ」
(2014年3月5日、随時更新)
(http://d.hatena.ne.jp/communicationbrakedown/20140305/1393953842)