あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

大手シネコン映画料金4月価格改定情報まとめ(最終確定版)

 2014年4月1日からの消費税増税に伴う映画料金の改定情報のうち、主要な大手シネコン7社について以下にまとめました。(最終更新5月22日)

 <概要のみ公表>
  なし
 <詳細確定>
  TOHOシネマズ、MOVIX、T-JOY、109シネマズ、イオンシネマ、ユナイテッドシネマ、シネマサンシャイン

 3/26時点で全7社の詳細を確認しましたので、これにて更新は終了となります。


 <TOHOシネマズ(東宝系)>

 「消費税率引き上げに伴う鑑賞料金の改定について」
  TOHOシネマズ、2014/1/30付
 (https://www.tohotheater.jp/news/ryoukin2014.html

  ※3/19未明現在、詳細は未発表。ただし各劇場「イベントカレンダー」欄では4月1日欄に「ファーストデイ1000円、シネマイレージデイ1300円」との記載がある。(これは「機械的に従来のまま表示してしまっている可能性が高い)

 「TOHOシネマズ4月「値上げ」についての情報」
  本研究室、2014/3/3付記事 
 (http://d.hatena.ne.jp/communicationbrakedown/20140303/1393853955

  ※TOHOシネマズ公式発表についての詳細情報。

 「重要なお知らせ」TOHOシネマズ、日付未記載(3/20)
 (https://www.tohotheater.jp/theater/umeda/index.html

  ※割引サービスは「障がい者割引」以外すべて100円値上げ。シニアも含む。結果的に本研究室3/3付記事は誤報ということに。各種「割引サービス」から「千円」は消滅。

 <MOVIXなどSMT直営館(松竹系)>

 「消費税増税に伴う各種鑑賞料金の改定について」
  MOVIX、2014/2/28付
 (http://www.movix.co.jp/app/SMTT000000000_OSIRASE_15468.html

  ※TOHOシネマズとほぼ同じ方針。3/18付で各劇場サイトにて料金改定の通知が出ているが、上記のものと内容は同じで、詳細は未発表。

 「MOVIX新会員サービスについて」
  MOVIX、2014/3/14付  
 (http://www.movix.co.jp/app/SMTT000000019_OSIRASE_15506.html

  ※新会員サービスを5月中旬より開始する、というだけの詳細のない告知。「値上げ」に対する補填サービスとしての意味合いを持つ可能性もあるが、詳細は不明。

 「各種鑑賞料金改定のお知らせ」MOVIX、日付未記載(3/20確認)
 (http://www.smt-cinema.com/company/ryokin/32_kyt.pdf

  ※TOHOシネマズとほぼ同じ内容。MOVIXデイ含め、割引料金から「千円」は消滅。

 「新会員サービス SMT Membersについて」(松竹マルチプレックス、2014/4/28付)
 (http://www.smt-cinema.com/release/images/upload/release/20144/140428%E3%80%90SMT%E3%80%91%E6%96%B0%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%88%E6%9C%80%E7%B5%82WEB%EF%BC%89.pdf

 <T-JOY(東映系)>

 「各種鑑賞料金の改定について」
  T-JOY、2014/3/3付
 (http://www.t-joy.net/images/up/news/139383611820140303_mon_release_consumertax.pdf

  ※TOHOシネマズと同じ方針だが、「障がい者割引」について据え置きを明言している。3/15現在、詳細は未発表。

 「新規ご鑑賞料金」
  T-JOY各劇場(劇場により詳細は異なる。下記例は「梅田ブルク7」)、日付未記載
 (http://burg7.com/price/newprice.pdf

  ※3/17追記。基本方針通りだが、「映画の日」(12月1日)のみ据え置きになっている。


 <109シネマズ(東急リクリエーションズ)>

 「2014年4月からの鑑賞料金改定について」
  109シネマズ、2014/2/28付
 (http://www.109cinemas.net/news/549.html

  ※TOHOシネマズとほぼ同じ方針だが、やや具体的な記載がある。

  <3/14追記>
  ※各劇場では2/28付で詳細が出ている。劇場によりサービスは異なるが、「各種割引料金」のうち「障がい者手帳割引」以外はすべて+100円という「大方針通り」の内容となっている。

  「2014年4月からの映画鑑賞料金」
  109シネマズ各劇場(劇場により詳細は異なる。下記例はHAT神戸)、日付未記載(2/28と思われる)
  (http://www.109cinemas.net/hatkobe/prices_0401revision.html

  ※3/17追記。上記記載通り、全く方針通りの内容となっている。


 <イオンシネマイオンエンターテイメント)>

 「イオンシネマも4月から「値上げ」に」
  本研究室、2014/3/4付記事
 (http://d.hatena.ne.jp/communicationbrakedown/20140304/1393948841

  ※イオンシネマの価格改定情報についての詳細。

 「新サービスのお知らせ」
  イオンシネマ、日付未記載(3/15頃と思われる)
 (http://www.aeoncinema.com/cinema/info/l3/Vcms3_00010218.html

  ※イオンシネマの公式発表。上記記事での既報通り。「障がい者割引」の記載なし。


 <ユナイテッドシネマ(ユナイテッドシネマ)>

  ※3/15現在未発表。金曜日会員1000円という独自の現行サービス価格が注目される。

  「消費税率引き上げに伴う入場料金の改定について」
  ユナイテッドシネマ各劇場(劇場により詳細は異なる。例は岸和田)、2014/3/14付
  (http://www.unitedcinemas.jp/kishiwada/information.php?info=22585
  (http://www.unitedcinemas.jp/img/information/image2/12/1272.pdf

  ※3/17追記。「定価据え置き、サービス料金+100円、ただし障がい者割引据え置き」というのは他社に準じているが、「金曜日会員サービスデイ」は1000円据え置きとなっている。


 <シネマサンシャイン(佐々木興行株式会社)>

 「消費税引き上げに伴う鑑賞料金改定について」
  シネマサンシャイン、2014/3/8付
  (http://www.cinemasunshine.co.jp/

  ※TOHOシネマズの方針に近いが、他社と異なり「障がい者割引の据え置き」の記載がない。3/19現在、詳細未発表。

  「4月からの鑑賞料金」
   シネマサンシャイン(劇場)、日付未記載(3/25と思われる)
  (http://www.cinemasunshine.co.jp/theater/ikebukuro/admission/#aprilArea

  ※割引料金がすべて+100円になっている。(夫婦50割引は+200円)。ハンディキャップ割引は「割引料金」ではない扱いのため、1000円据え置き。


 (2014年3月5日作成/5月22日最終更新)

 <追記> (2014年3月10日)

 大阪の非チェーン系シネコン「あべのアポロシネマ」は3月7日に「基本料金、割引料金のすべてを4月以降も据え置きにする」と発表した。大手ではないとはいえ、シネコンでも「全面据え置き」を行う映画館があるという事実は力強い。大手との差別化をはかるため、他の非チェーン系シネコンに波及する可能性を残したと言える。 


 <参考>

 「関西ミニシアター映画料金4月価格改定情報まとめ」
  (2014年3月6日から随時更新)
 (http://d.hatena.ne.jp/communicationbrakedown/20140306/1394103914