スパイク・ジョーンズからの招待状
スパイク・ジョーンズ「アイム・ヒア」。政治的に抑圧されたマイノリティーの世界における無償の愛を描いた短篇。ロボットが主人公だがこれは「人間扱いされない人間」の暗喩。ロボットのラブリーでユニークな描写、普遍性を持つ内容で、観客の心を打つ。場内ではすすり泣きも聞かれました。
「かいじゅうたちのいるところ」の作者についてのスパイクジョーンズによるドキュメンタリー「みんなのしらないセンダック」。80歳の作者の素顔が描かれるが、困難な人生を飄々と語る姿、特に2歳の時に起こった事件により生涯「死」を意識することになった話をするくだりに彼の苦悩の深さが伺える。
「アイム・ヒア」「みんなのしらないセンダック」と、スパイク・ジョーンズがセンダックを演じる小品「モーリス 万博に行く」の3本が「インビテーション フロム スパイク・ジョーンズ」として公開中。梅田ガーデンシネマはレイトのみで20日まで。これは必見です!
(2012年1月19日、ぶらいあんのTweetより)
「アイム・ヒア」のDVDとサントラCDの入ったハードカバー本です。
There Are Many of Us
(買っちゃいました!!)
「みんなの知らないセンダック」はこちら。
みんなのしらないセンダック [DVD]