あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

神戸映画資料館で観た、活弁付き上映『特急三百哩』

神戸映画資料館「特急三百哩」。復元状態良好の映像が生々しい。暴走機関車追跡のくだりはアンストッパブルさながら、手持ちカメラが更に臨場感。随所にクロースアップを用い、全篇サスペンスフルでアクション&恋愛ドラマとしても完成度が高い。昭和三年にこんなスゴイ無声映画が撮られていたなんて!

もちろん今回に関しては素晴らしい活弁が更にこの映画を盛り上げていたことは言うまでもありません。しかしながらこの映画、無声映画をそんなに観ている訳でもない自分が言うのもなんなんですが、未見の映画ファンの方はぜひ一度観ていただきたいと思ってます。いやホントに。

 (2012年1月7日、ぶらいあんのTweetより)

「特急三百哩」の件。記事(http://t.co/8uvXXs3C)では適切な映写速度(18fps)で上映とある。先日の神戸映画資料館では16fpsに変更して上映された。実際観てみて、他の無声映画程ではないがわずかに早い感じ。18fpsだともっと遅いはずだよね。なぜだろう。

 (2012年1月10日、ぶらいあんのTweetより)

@twitbriantwitt 本上映の前に18fpsで試写したところ、動きが速いので16fpsに変更しました 。16fpsでも動きが速く感じる部分があるのは事実です。当時のカメラは手回しなのでスピ ード感を出すためにクランクを遅め(16fps以下)で回したのかと推測します。

 (2012年1月10日、神戸映画資料館Tweetより)

@kobeplanet 記事の18fpsが適切な速度という記載に疑問を持った次第で、言われるようにスピード感重視なのでしょうね。先日の映写速度の変更は適切だったと認識しています。というよりも上映終了&次回開始時刻遅延にも関わらず直前の判断は素晴らしい英断。ありがとうございました!

 (2012年1月10日、ぶらいあんのTweetより)