NEXUS7レポート(ファースト・インプレッション篇)
先日、グーグルNEXUS7を勢いで予約した、という話をTweetしましたが、量販店発売日の翌日午後に入荷の連絡がありました。
予定より多く入荷されたとは言っていましたが、ちょっと怪しい。それだったら当日に連絡があるはずで、予定より入荷が多かったことは本当なんでしょうけれど、割とキャンセルもあったのでは、と思っています。
それはともかく、少し使ってみた印象を書いてみたいと思います。
まず、画面は綺麗です。ただしハードウェアデザインはアップル製品に慣れた眼からすると、平凡です。決して悪いわけではありませんが、人を惹き付けるような特筆すべきところはありません。
画面の下にホームボタンがないのはちょっと変な感じでしたが、画面の中の一番下にホームボタン等3つのソフトウェアボタンがあり、前の画面にもどる、ホームに戻る、今まで起動した機能やアプリのメニュー一覧画面に飛ぶ、というのは、慣れると結構便利です。
グーグルのアプリは、だいたいアップルと似たような感じですが、Androidの場合、機種やバージョンによって使えないものも結構あるようです。アップルの場合もありますが、基本的に機種が二種類しかありませんのでOSをとりあえず最新にしておけばだいたいなんとかなる、というのとはちょっと勝手が違うようです。(Androidの場合、機種への依存性が高いためか、OSのバージョンアップってできないようですね)
グーグルならでは、と思ったのは、ローカル機能のGメール、カレンダーが同期の設定が全く必要なく使えること。
当然と言えば当然なのですが、アップル製品では最初にややこしい設定が必要なのでこれはありがたいです。
Google Chromeもキビキビ動くしタブがたくさん使えるところはPC版やiOS版と変わりなく使えます。デフォルトブラウザになっているのがとてもありがたい。
WiFiなので通信速度はともかく、画面遷移や描画は速いです。キビキビしています。さすが、クアッドコアCPUや高速なグラフィックチップを使っていると言われるだけのことはあります。って、そのへんには詳しくないんですけどね。
キーボードは、なかなか使いやすいですね。画面切り替えをあまりしなくても文章は結構打てます。7インチというサイズも適しているように思います。
7インチ、というサイズも最初は、iPadより画面が小さいし、iPhoneより重くてかさばるし、どうかなと思っていたのですが、使ってみるとなかなか絶妙なサイズで、持ち運んで使うには便利だな、と感じました。
まあでもiPod Touchも、これはこれでコンパクトでシンプルに使えるので、これからも併用するだろうと思います。
とにかく、この性能でこの価格は驚異的です。原価率が高すぎて儲けが出ないと言われた容量8ギガモデルは日本では発売しないことになりましたが、この16ギガモデルは、定価19800円ながら、量販店では10%ポイント付与、また購入後Google Playにクレジットカード登録すると、無料で二千円分が付くそうで、これで原価は大丈夫かな、と心配してしまうほどです。
グーグルとしては、まずはとにかく普及、目前に控えていると言われるキンドルの日本版機種発売、iPad miniの発表前に普及、といきたいのでしょうね。今後どうなるのか興味深いところです。
あと、液晶保護フィルムですが、どこも品薄で高価なようですが、ケーズデンキでは、バッファローの専用品を送料無料780円で、取り寄せでしたが翌日には発送してもらえたので、入手したい方にはオススメです。(そのとき、つまり1週間前ですが、アマゾンでは同じものがこれより高価で取り寄せ3〜5週間になっていました)
(2012年10月10日)