『ロボジー』
「ロボジー」。よくできたコメディです。この映画は「テクノロジー信仰の破綻」と「永久(経済)成長幻想の歪み」そして「高齢化社会の孤独」について時に冷ややかに時に暖かく描いています。前2者と後者は無関係ではありません。最新技術優先、効率優先、が敬意すべき老人をも会社から弾いたのです。
例えば、子供たちはテクノロジーとキャラクターに戯れることに夢中で家族には見向きもしません。男性は深夜まで残業、女性は育児(と仕事)に疲弊。仕事の内容もテクノロジーとキャラクター化です。若さの代わりに経験と智慧を持つ老人にも目を向けるべき、と「ロボジー」は語っているように思えます。
(2012年2月7日、ぶらいあんのTweetより)
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