あたまのなか研究室

ピクルス(2代目)とぶらいあん(初代)の研究室です。

アメリカにおける「映画」について

 Movieって「動くやつ」ですよね。「あの動くの観に行こうぜ!動くやつ2枚!」とか。Talkieは「しゃべるやつ」「今度のしゃべるやつは歌がスゴいらしいぜ。しゃべるの3枚!」。映画は見せ物。米国では感覚的に根付いているので高尚なFILMなんて言葉を一般人は使わないようです。

 では今はなんて言うか?最新の見せ物としての映画は3D。おそらく「飛び出すやつ観に行こうぜ!飛び出すの4枚!」もちろん「飛び出すやつ=3Die」でありましょう。しかし今や日本もアメリカナイズされていて、シネコンでは2Dを注文すると「飛び出さない方でございますね?」と教えてくれます。

 今「サイレント好き」(サイレント時代にサイレントという言葉はありません)と呼ばれる人が存在するのと同じ意味で、これから3D嫌いの人は「飛び出さないの好き」と呼ばれるようになるのかもしれません。「飛び出さないの、好き」って何だか日活ロマンポルノにありそうな感じでアレですが。

 (2012年2月23日、ぶらいあんのTweetより)