アップリンク配給作品ベスト10
(諸般の事情によりこの項目は欠番とします)
第15回大阪アジアン映画祭ピクルス的まとめ
今年の大阪アジアン映画祭についてツイートしたものをまとめました。
(3/7-3/16)
#トム・リン『夕霧花園(原題)』(2019年、マレーシア、大阪アジアン映画祭)マレーシア出身作家の英文小説の映画化。マレーシアの終戦直後に女性が出会ったミステリアスな日本人庭師との残照を30年後と並行して描いた、美しい山奥の自然と残酷な記憶が交錯する秀作。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#キム・テシク『サンシャイン・ファミリー』(2019年、フィリピン=韓国、大阪アジアン映画祭)日本映画(未見)のリメイクで、全篇韓国ロケのフィリピン映画。オリジナルとはキャラクター設定などは違うようだが、次々に迫り来る困難で笑わせる、家族愛を描いた爆笑作。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#ルバイヤット・ホセイン『メイド・イン・バングラデシュ』(2019年、仏=バングラデシュ=デンマーク=ポルトガル)ダッカの縫製工場で働く女性は火事の危険や低賃金に不満を抱えていた。夫が無職のシムは助言を受けて組合を作ろうとする。様々な困難に立ち向かう秀作。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#ルバイヤット・ホセイン『メイド・イン・バングラデシュ』(2019年、仏=バングラデシュ=デンマーク=ポルトガル)バングラデシュの首都ダッカでも貧困や格差が大きく女性は男性にコントロールされる存在であることが浮き彫りにされるが、それを突き破ろうとする主人公の姿に強く共感する。#oaff2020
#ルバイヤット・ホセイン『メイド・イン・バングラデシュ』(2019年、仏=バングラデシュ=デンマーク=ポルトガル)ところで本作は神戸女学院大学文学部英文学科協賛上映ですが、字幕担当者チーム、数えてみたら29人!ここでも女性が頑張っている(大阪アジアン映画祭字幕は女性ばかり)!#oaff2020
#シエ・ペイルー『大いなる飢え』(2019年、台湾、大阪アジアン映画祭)30歳で100kg超えの彼女は宅配便の配達員に惹かれていきダイエットに力を入れるが・・。主人公の魅力、配達員の過去と現在、「そのままでいいよ」と諭される幼稚園児。コミカルで爽やかな良作。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#アンシュル・チョウハン『コントラ』(2019年、日本、大阪アジアン映画祭)祖父の戦争の記憶(記録)とそれが呼び起こしたような不思議な後ろ歩きホームレス、それに女子高生の孫娘の田舎町のストレスがシンクロして思わぬ方向へ行く。奇妙な笑いとラストのカタルシス。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#クリッサント・アキーノ『愛について書く』(2019年、フィリピン、大阪アジアン映画祭)恋愛経験のない女性が恋愛映画の脚本を作るため男性脚本家と二人で書き始める。現実(スタンダード)と劇中(ビスタ)が交互に描かれ終盤融合する(シネスコ)ラブコメonラブコメ。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#中川龍太郎 #穐山茉由 #安川有果 #渡辺紘文『蒲田前奏曲』(2020年、日本、大阪アジアン映画祭)蒲田を舞台に売れない女優マチ子に関する4つのエピソードを描いたオムニバス長篇。1はドキュメンタリーすれすれの面白さ。2は女子会で色々むき出しになる気まずい笑い。#1日1本オススメ映画 #oaff2020
#中川龍太郎 #穐山茉由 #安川有果 #渡辺紘文『蒲田前奏曲』(2020年、日本、大阪アジアン映画祭)エピソード3は、期待の安川監督で、女優が監督に「#MeToo」自爆させる話で鋭くも面白い。問題の4は異色(モノクロだからだけじゃなく)で単調に見えながらもシニカルな笑い。これ全部面白い!#oaff2020
他に、特に優れていると思った作品を挙げておきます。
#デレク・ツァン『少年の君』(中国=香港)
#ナワポン・タムロンラタナリット『ハッピー・オールド・イヤー』(タイ)
#パク・ソンジュ『家に帰る道』(韓国)
#キム・チョヒ『チャンシルは福も多いね』(韓国)
#ノリス・ウォン『私のプリンス・エドワード』(香港)
#チャン・チッマン『散った後』(香港)
#リウ・クァンフイ『君の心に刻んだ名前』(台湾)
#ホセ・エンリーケ・ティグラオ『メタモルフォシス』(フィリピン)
今年はコロナ騒動でゲスト登壇Q&Aやサイン会がありませんでしたが、上映が最後まで無事上映されただけも素晴らしい映画祭でした。
来年は、いつも通りの映画祭になるように祈っています。
(2020年3月31日)
右側に気をつけろ
映画館で上映中に迷惑なことってありますよね。
スマホを見ている人の光?
いまって、それは多いですよねえ・・。
でも他にもあります。
上映中に時間を知りたくて、腕時計のライトをつけて見る人。
これも光が当たって周りの人は迷惑ですよねえ。
で、腕時計といえば、意外と指摘されないのがこれ。
腕時計の時間を見る訳でもない人が自分が気づかないうちに他人に迷惑をかけていること。
それは、腕を傾けるとオートで腕時計が光るという機能。
これは迷惑。腕を動かすたびに光るので大迷惑です。
そういう機能がある人は、少なくとも映画館では設定を解除しておきましょう。
しかしそういう機能がない人でも自分の知らないところで誰かに迷惑をかけていることがあるのです。
それは、やっぱり腕時計。
腕時計ってスクリーンの光が腕時計の盤面に反射することがあるのです。
そして、その光が隣に座っている人の顔に当たることがあるのです。
私も何度も経験があるのですが、それは必ずと言っていいほど、「右側の隣一つ空けた席に座っている男性」です。
そしてほとんどの場合、左手で顔に手をおいて頬杖をついているのです。
わかるでしょうか?
スクリーンの光が腕時計に反射して左側の人間にピカッ、ピカッと当ててくるという訳です。
手の位置が微妙に動くことによって、光がピカッと反射したりしなかったり・・の繰り返しなのです。
これは本当に迷惑です。
本人は気づいていないし、もう手首の角度を変えてくれるだろう、もう頬杖をやめてくれるだろう・・と思ってもなかなか姿勢を変えることがない。
注意しようかしまいか・・と思って結局何分も続けられることもあります。
その間映画に集中できないので迷惑この上ないです。
これは本当に迷惑ないのですが、本人が気づいていないので性質が悪いです。
皆さんも映画を観るときは、腕時計のことに注意を払ってみて下さい。
ちなみに私は、映画館で映画を観るときは、腕時計を外しています。
(2020年2月28日)
ピクルスが選ぶ「2019年映画ベスト10」
ピクルスが選んだ2019年映画ベスト10です。
今年も映画ベストの季節がやってきました。Twitterでも発表しましたが、例年通り、カテゴリーは、
<邦画><アジア><アメリカ><仏・英・伊><その他の地域><ドキュメンタリー><アニメーション><旧作><映画祭、特別上映><印象的な映画祭、特集上映><お世話になった(なあと感じる)映画館>です。
(ベスト10といいつつ今回はほとんどベスト20になっているのはご愛嬌)
また、本稿では<新作総合ベスト>を追加記載しています。
今年は昨年より沢山映画を観られたらと思っています。
今年もよろしくお願いします。
#2019年映画ベスト<邦画(メジャー)>20
1#水谷豊「轢き逃げ 最高で最悪の日」
2#石川慶「蜜蜂と遠雷」
3#周防正行「カツベン!」
4#矢口史靖「ダンスウィズミー」
5#蜷川実花「Diner ダイナー」
6#福澤克雄「七つの会議」
9#森淳一「見えない目撃者」
12#本木克英「居眠り磐音」
13#武内英樹「翔んで埼玉」
14#犬童一心「最高の人生の見つけ方」
15#菅原伸太郎「ブラック校則」
16#木村ひさし「屍人荘の殺人」
18#西谷弘「マチネの終わりに」
19#三谷幸喜「記憶にございません!」
20#橋本光二郎「小さな恋のうた」
#2019年映画ベスト<邦画(非メジャー)>20
1#深田晃司「よこがお」(日本・仏)
2#藤井道人「新聞記者」
3#中野量太「長いお別れ」
4#白石和彌「凪待ち」
5#今泉力哉「愛がなんだ」
6#白石和彌「ひとよ」
7#日比遊一「エリカ38」
8#中川龍太郎「わたしは光をにぎっている」
9#瀬々敬久「楽園」
11#塩田明彦「さよならくちびる」
12#今泉力哉「アイネクライネナハトムジーク」
13#長久允「ウィーアーリトルゾンビーズ」
14#本田孝義「ずぶぬれて犬ころ」
16#小林啓一「殺さない彼と死なない彼女」
17#岩合光昭「ねことじいちゃん」
18#ジャッキー・ウー「ばあばは、だいじょうぶ」
19#野口照夫 #山本清史「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」
20#鶴岡慧子「まく子」
#2019年映画ベスト<アジア>20
1 #フー・ボー「象は静かに座っている」(中国)
2 #ヤスミン・アフマド「細い目」(マレーシア)
3 #フォン・シャオガン「芳華 Youth」(中国)
4 #イ・チャンドン「バーニング 劇場版」(韓国)
5 #ヤスミン・アフマド「ムアラフ 改心」(マレーシア)
6 #ヤスミン・アフマド「グブラ」(マレーシア)
7 #ヤスミン・アフマド「ムクシン」(マレーシア)
8 #ジャ・ジャンクー「帰れない二人」(中国・仏)
9 #モーリー・スリヤ「マルリナの明日」(インドネシア・仏・マレーシア・タイ)
10 #カビール・カーン「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(インド)
11 #チェ・グクヒ「国家が破産する日」(韓国)
12 #チャン・イーモウ「SHADOW 影武者」(中国)
13 #ロヘナ・ゲラ「あなたの名前を呼べたなら」(インド・仏)
14 #ジョン・ウー「The Crossing ザ・クロッシング PartⅠ」(中国)
15 #ジョン・ウー「The Crossing ザ・クロッシング PartⅡ」(中国)
16 #ユン・ジョンビン「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」(韓国)
17 #サケート・チョードリー「ヒンディー・ミディアム」(インド)
18 #イ・ミンジェ「感染家族」(韓国)
19 #チョン・ボムシク「コンジアム」(韓国)
20 #バーサン・バーラー「燃えよスーリヤ!!」(インド)
#2019年映画ベスト<アメリカ(メジャー)>10→20
1 #クエンティン・タランティーノ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
2 #ジェイソン・ライトマン「フロントランナー」
3 #デイミアン・チャゼル「ファースト・マン」
4 #トッド・フィリップス「ジョーカー」
5 #クリント・イーストウッド「運び屋」
6 #アンディ・ムスキエティ「IT THE END “それ”が見えたら、終わり。」
7 #ドメ・カルコスキ「トールキン 旅のはじまり」
8 #クリストファー・ランドン「ハッピー・デス・デイ」
9 #クリストファー・ランドン「ハッピー・デス・デイ 2U」
10 #マイク・フラナガン「ドクター・スリープ」
11 #J・J・エイブラハムス「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」
12 #ジェームズ・ワン「アクアマン」
13 #アンソニー・ルッソ #ジョー・ルッソ「アベンジャーズ エンドゲーム」
14 #アレクサンドル・アジャ「クロール 凶暴領域」
15 #M・ナイト・シャマラン「ミスター・ガラス」
16 #アンナ・ボーデン #ライアン・フレック「キャプテン・マーベル」
17 #トラヴィス・ナイト「バンルブビー」
18 #デビッド・F・サンドバーグ「シャザム!」
19 #ルーベン・フライシャー「ゾンビランド ダブルタップ」
20 #マイケル・チャベス「ラ・ヨローナ 泣く女」
#2019年映画ベスト<アメリカ(非メジャー)>20
1 #ロブ・ライナー「記者たち 衝撃と畏怖の真実」
2 #アダム・マッケイ「バイス」
3 #ポール・シュレイダー「魂のゆくえ」(米・英・豪)
4 #マーティン・スコセッシ「アイリッシュマン」
5 #ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」
6 #スパイク・リー「ブラック・クランズマン」
7 #バリー・ジェンキンス「ビール・ストリートの恋人たち」
8 #フェリックス・バン・ヒュルーニンゲン「ビューティフル・ボーイ」
9 #ジョー・バリンジャー「テッド・バンディ」
11 #スコット・クーパー「荒野の誓い」
12 #ピーター・ファレリー「グリーンブック」
13 #ダン・フォーゲルマン「ライフ・イットセルフ 未来に続く物語」
14 #ミミ・レダー「ビリーブ 未来への大逆転」
15 #ジョエル・エドガートン「ある少年の告白」
16 #ブレット・ヘイリー「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」
17 #ダニー・ストロング「ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー」
18 #ティム・ミラー「グレタ GRETA」
19 #ジャック・オーディアール「ゴールデン・リバー」(米・仏・ルーマニア・スペイン)
20 #スティーブン・マーチャント「ファイティング・ファミリー」
#2019年映画ベスト<仏・英・伊>20
1 #ジョージー・ルーク「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(英)
2 #マシュー・ハイネマン「プライベート・ウォー」(英・仏)
3 #アリーチェ・ロルバケル「幸福なラザロ」(伊)
4 #マッテオ・ガローネ「ドッグマン」(伊・仏)
5 #ジョナス・カルピニャーノ「チャンブラにて」(伊・米・仏・スウェーデン)
6 #ケン・ローチ「家族を想うとき」(英・仏・ベルギー)
7 #グザヴィエ・ルグラン「ジュリアン」(仏)
8 #マイク・ニューウェル「ガーンジー島の読書会の秘密」(仏・英)
9 #フェルナンド・メイレレス「2人のローマ教皇」(英・伊・アルゼンチン・米)
10 #アルベール・デュポンテル「天国でまた会おう」(仏)
11 #是枝裕和「真実」(仏・日)
12 #アンドリュー・ヘイ「荒野にて」(英)
13 #ジョン・S・ベアード「僕たちのラストステージ」(英・カナダ・米)
14 #パオロ・ジェノベーゼ「ザ・プレイス 運命の交差点」(伊)
15 #サミュエル・コラルデ「北の果ての小さな村で」(仏)
16 #ギョーム・ブラック「7月の物語」(仏)
17 #アンドレア・ディ・ステファノ「THE INFORMER 三秒間の死角」(英・米・カナダ)
18 #ミカエル・アース「サマーフィーリング」(仏・独)
19 #エドガー・ライト「ショーン・オブ・ザ・デッド」(英・仏)
20 #ギャスパー・ノエ「CLIMAX クライマックス」(仏・ベルギー)
#2019年映画ベスト <その他の地域> 20
1 #タル・ベーラ「サタンタンゴ」(ハンガリー・独・スイス)
2 #ヨルゴス・ランティモス「女王陛下のお気に入り」(アイルランド・英・米)
3 #アルフォンソ・キュアロン「ROMA ローマ」(メキシコ・米)
4 #アリ・アッバシ「ボーダー 二つの世界」(スウェーデン・デンマーク)
5 #ロベルト・シュベンケ「ちいさな独裁者」(独・仏・ポーランド)
6 #ナディーン・ラバキー「存在のない子供たち」(レバノン)
7 #ラース・フォン・トリアー「ハウス・ジャック・ビルト」(デンマーク・仏・独・スウェーデン)
8 #アク・ロウヒミエス「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」(フィンランド)
9 #キム・グエン「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」(カナダ・ベルギー)
10 #ルーカス・ドン「Girl ガール」(ベルギー)
11 #アスガー・ファルハディ「誰もがそれを知っている」(スペイン・仏・伊)
12 #ヴィム・ベンダース「世界の果ての鼓動」(独・仏・スペイン・米)
13 #エリック・ポッペ「ウトヤ島、7月22日」(ノルウェー)
14 #イザベル・コイシュ「マイ・ブックショップ」(スペイン)
15 #ジョルジュ・シュルイツァー「ザ・バニシング 消失」(オランダ・仏)
17 #グスタフ・モーラー「GUILTY ギルティ」(デンマーク)
18 #デヴィッド・ミショッド「キング」(豪・米)
19 #ラース・クラウメ「僕たちは希望という名の列車に乗った」(独)
20 #ウラジーミル・コット「私のちいさなお葬式」(ロシア)
#2019年映画ベスト<ドキュメンタリー(国内)>(旧作含む)10
2 #森達也「i 新聞記者ドキュメント」
3 #佐古忠彦「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」
5 #前田哲「ぼくの好きな先生」
6 #佐渡岳利「NO SMOKING」
7 #佐藤広一「世界一と言われた映画館」
8 #三宅流「がんになる前に知っておくこと」
9 #菅原和彦「ベニシアさんの四季の庭」(旧)
#2019年映画ベスト<ドキュメンタリー(国外)>(旧作含む)10
1 #ミキ・デザキ「主戦場」(米)
2 #ジアード・クルスーム「セメントの記憶」(レバノン・独・シリア・カタール・UAE)
3 #フレデリック・ワイズマン「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」(米)
4 #レイ・ミュラー「レニ」(旧、独・ベルギー)
5 #班忠義「太陽がほしい 劇場版」(中国・日本)
6 #ジェームズ・キーチ「アルツハイマーと僕 グレン・キャンベル 音楽の奇跡」(米)
7 #ピーター・パーディーニ「ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー」(米)
8 #ブルース・スピーゲル「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」(米)
9 #ベッツィ・ウェスト、#ジュリー・コーエン「RBG 最強の85歳」(米)
10 #ジョルジュ・ガショ「ジョアン・ジルベルトを探して」(スイス・独・仏)
#2019年映画ベスト<アニメーション(国内)>(旧作含む)10
1 #片渕須直「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」
2 #片渕須直「マイマイ新子と千年の魔法」(旧)
4 #湯浅政明「きみと、波にのれたら」
5 #今石洋之「プロメア」
9 #渡辺歩「海獣の子供」
#2019年映画ベスト<アニメーション(国外)>(旧作含む)10
1 #ボブ・ペルシケッティ #ピーター・ラムジー #ロドニー・ロスマン「スパイダーマン スパイダーバース」(米)
2 #スタニフラフ・ソコロフ「ホフマニアダ ホフマンの物語」(ロシア)
3 #ソン・シンイン「幸福路のチー」(台湾)
4 #クリス・バック #ジェニファー・リー「アナと雪の女王2」(米)
5 #ロジャー・メインウッド「エセルとアーネスト ふたりの物語」(英・ルクセンブルク)
6 #ミッシェル・オスロ「ディリリとパリの時間旅行」(仏・独・ベルギー)
7 #ジェレミー・クラパン「失くした体」(仏)
8 #ディーン・デュボア「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」(米)
9 #ジョシュ・クーリー「トイ・ストーリー4」(米)
10 #ジョン・ファブロー「ライオン・キング」(米)
#2019年映画ベスト<旧作(国内)>20
2 #伊藤俊也「誘拐報道」
3 #篠田正浩「乾いた花」
5 #堀池清「その人は遠く」
6 #篠田正浩「あかね雲」
7 #安部豊「いのちの朝」
8 #篠田正浩「涙を、獅子のたて髪に」
9 #篠田正浩「わが恋の旅路」
10 #篠田正浩「私たちの結婚」
11 #篠田正浩「少年時代」
12 #佐伯清「昭和残侠伝」
13 #篠田正浩「沈黙」
14 #新藤兼人「悲しみは女だけに」
15 #吉村公三郎「婚期」
17 #舛田利雄「青年の樹」
18 #森谷司郎「赤頭巾ちゃん気をつけて」
19 #大森健次郎「二十歳の原点」
#2019年映画ベスト<旧作(国外)>20
1 #イ・チャンドン「オアシス」(韓国)
2 #シュフラト・アッバーソフ「タシケントはパンの町」(ウズベキスタン)
3 #ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「ベルリン・アレクサンダー広場」(西独・伊)
4 #ジョゼ・ジョヴァンニ「生き残った者の掟」(仏)
6 #アンドレイ・コンチャロフスキー「最初の教師」(ソ連)
7 #アンドレイ・コンチャロフスキー「愛していたが結婚しなかったアーシャ」(ソ連)
8 #ズリフィカール・ムサコフ「UFO少年アブドラジャン」(ウズベキスタン)
9 #エリヨル・イシムハメドフ「恋するものたち」(ウズベキスタン)
10 #ジョン・マクノートン「ヘンリー」(米)
11 #イ・チャンドン「ペパーミント・キャンディ」(韓国・日本)
12 #フランクリン・J・シャフナー「パピヨン」(仏・米)
13 #ウィリアム・フリードキン「恐怖の報酬」(米)
15 #エドガー・G・ウルマー「日曜日の人々」(独)
16 #ルーベン・フライシャー「ゾンビランド」(米)
17 #ヤーコフ・プロタザーノフ「アエリータ」(ソ連)
19 #ルディコー・エニェディ「私の20世紀」(ハンガリー・西独)
#2019年映画ベスト<映画祭、特別上映>10
1 #レ・ヴァン・キエ「ハイ・フォン」(ベトナム、OAFF)
2 #ドミニク・モル「動物だけが知っている」(仏、TIFF)
3 #ポール・ソリアーノ「マニャニータ」(フィリピン、TIFF)
4 #バイ・シュエ「過ぎた春」(中国、OAFF)
5 #サイード・ルスタイ「ジャスト6.5」(イラン、TIFF)
6 #フラレ・ピーダセン「わたしの叔父さん」(デンマーク、TIFF)
7 #ジェイ・アベリョ「オレンジ・ドレスを着た女」(フィリピン、OAFF)
8 #サイモン・バード「バグノルド家の夏休み」(英、TIFF)
9 #モーニカ・シーメッツ「小さな同志」(エストニア、EUFD)
10 #キャロリーヌ・ポギ&ジョナタン・ヴィネル「ジェシカ」(仏、映画/批評月間)
#2019年映画ベスト<印象的な映画祭、特集上映>10
2 「大阪アジアン映画祭」(ABCホール他)
4 「没後10年記念「伝説の監督ヤスミン・アフマド特集」」(シネマート心斎橋)
5 「東京国際映画祭(EXシアター他)」
9 「映画/批評月間<フランス映画をめぐって>in関西」(シネ・ヌーヴォ)
#2019年映画ベスト お世話になった(なあと感じる)映画館 10
1 シネ・ヌーヴォ
2 京都シネマ
3 シネ・リーブル梅田
4 シネマート心斎橋
5 テアトル梅田
6 第七藝術劇場
7 神戸映画資料館
8 シネマ神戸
9 塚口サンサン劇場
10 シネ・ピピア
#2019年映画ベスト<新作総合>(劇場初公開が対象)
1 #タル・ベーラ「サタンタンゴ」(ハンガリー・独・スイス)
2 #フー・ボー「象は静かに座っている」(中国)
3 #ヤスミン・アフマド「細い目」(マレーシア)
4 #深田晃司「よこがお」(日本・仏)
5 #クエンティン・タランティーノ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(米)
6 #ミキ・デザキ「主戦場」(米)
7 #ヨルゴス・ランティモス「女王陛下のお気に入り」(アイルランド・英・米)
8 #扑英二 #金功鉄哲「ニジノキセキ」(日本)
9 #藤井道人「新聞記者」(日本)
10 +#ロブ・ライナー「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(米)
(2020年1月31日、初出Twitter、1月22日〜29日を編集の上、加筆)
「ピクルスが選ぶ「2018年映画ベスト10」」
(https://communicationbrakedown.hatenablog.com/entry/2019/02/28/005546)
さよなら10年代
早いもので、2010年代も終わり。
00年代もあっという間だったけど、10年代はもっと早かった。
この10年間は映画ばかり観ていたけど、次の10年はどうなるのかな。
怖くもあり、楽しみでもある。
さよなら、2010年代。
(2019年12月31日)
オリヴィエ・アサイヤスの新作劇場公開
オリヴィエ・アサイヤスの2018年の作品が2020年初頭に日本劇場公開される。東京国際映画祭では『ノン・フィクション』のタイトルで上映されている。のだが。
本作の原題は『二つの人生』(仏題)で英題が『ノン・フィクション』のであるが、劇場公開の邦題は『冬時間のパリ』である。
いや、『ノン・フィクション』と違いすぎて最初は別の映画かと思ったぐらいだ。
しかし、アサイヤス作品としては以前に『シリス・マリア(の雲)』を『アクトレス〜女たちの舞台〜』にしてしまった前例があるから、それに較べるとまだマシとは言える。
けど『冬時間のパリ』。アサイヤスの2008年『夏時間の庭』のもじりが見え見えですよねえ・・。
ああ、寒いさむい。冬だ。
(2019年11月23日)
10月だねえ
うん、10月だねえ。
先日、大手シネコンであったこと。
寒かったので、ブランケットを借りようと、スタッフのお姉さんに
「あの、ブランケット貸してもらえますか?」
と、聞いたら(というか、お願いしたら)
「そのサービスは終了しました」
という想像もつかない返し。
「え?」
「ブランケット貸し出しのサービスは終了しました」
「・・え?寒いんですけど・・」
と、あまりの発言にびっくらこいていると、さらに驚きの発言が。
「売店で、販売していますけど」
「え?」
「400円です」
「え・・?」
消費税便乗値上げを繰り返し、自動券売機でバイト人件費をカットしながら、フリーパスを廃止し、それでもまだ儲けようとするか。
呆れてものが言えませんでした。
まあ、スタッフが悪い訳じゃないですけどね。
※この後、11月になって、正式に「ブランケット有料化」が発表されました。
(2019年10月)